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2016/09/01

  • 校長先生からのメッセージ

2016年度 2学期始業式

聖書朗読 Iコリント 9,24~25

 競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは1人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。競技をする人は皆、すべてに節制します。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするのですが、私たちは、朽ちない冠を得るために節制します。

 おはようございます。夏休みはどうでしたか。

 聖書朗読で読まれたように、大勢の聖霊生が賞を得るために一生懸命にトレーニングをして、努力をしました。チアリーディング部は全国大会に出場しましたし、演劇部と中学聖歌隊は中部大会に出場する資格を得ました。また、ソフト部は選手権大会で優勝しました。そして、陸上部は個人種目で県大会に、水泳ではインターハイに出場する生徒もいます。おめでとうございます。

 

 一生懸命頑張ったけれども、残念ながら、結果が出なかった部、生徒の皆さんもいますね。でも、皆さんの努力を神様は見ていてくださいます。私も見ています。2学期からまた頑張りましょう。

 

 ところで、オリンピックを見ましたか。日本勢はずいぶん活躍しました。感動する場面がたくさんありました。

 

 柔道やレスリングの試合で数秒しか残ってないのに、逆転した選手はとても見事でした。バドミントンでも負けていた「高松」ペアーは強い精神力を生かして連続ポイントをきめて、金メダルを取りました。卓球と体操の団体戦や陸上のリレーでも日本の選手は素晴らしい団結力とチームワークを見せました。しかし、私が一番感動したのは体操の個人総合の内村選手の演技でした。5種目が終わった時点で内村選手はまだ負けていましたが、最終の6種目で力を出し切り、最後にキッチリと着地して決めました。ほんのわずかの点数の差で金メダルを取った内村選手はインタビューで「もう一回やれと言われてもできない。すべての力をもう出し切った。うれしいよりも幸せ」だと言いました。

 

 表彰式の後、銀メダルを取ったウクライナ選手が内村選手と抱き合っていました。彼の表情に悔しさはなく、とても、幸せそうでした。その姿を見て、この2人は競争するライバルではなく、すべての力を出し切った幸せな仲間だなと私は思いました。

 

 聖霊生の皆さん、2学期は、文化祭や体育祭やEVE, My 青春!をはじめいろいろな大きな行事があります。皆さんも仲間といっしょに努力をして自分のすべての力を出し切ってください。そうすれば、内村選手のように絶対に幸せになります。


 2学期に力を出し切りましょう。皆さんの活躍を期待しています。

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