• 各教科のカリキュラム・ポリシー

  • 国語

    豊かさを追究できる人となれるよう支援します。

     「読む力」・「書く力」・「発表する力」・「受け取る力」の四つの力を養成することを、国語科における学びの根本とします。
     「読む力」について、説明的文章においては「論理を捉える力」を、文学的文章においては「主題へとアプローチする態度」を、それぞれ培います。「書く力」について、説明的文章においては「論理的に書く力」を、文学的文章においては「他者へと、思いを伝えようと工夫する態度」を、それぞれ培います。「発表する力」については、「自己の思いや考えを的確に相手に伝えようとする態度」を培います。「受け取る力」については、「他者の思いや考えを受け止めようとアプローチする態度」を培います。
     各学年における言語の発達段階に留意しつつ、「意味」や「関係性」を感得して、人としての豊かさを追究できる社会人となれるよう支援し続けます。

  • 英語

    四技能を伸ばし、グローバルな視野を育成します。

     英語の四技能をバランスよく伸ばし、英語で発信された情報や考えを理解する力、自分の意思を的確に伝える力を育成するとともに、言語や文化を深く理解し積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度とグローバルな視野を育成します。
     ティームティーチングやネイティブスピーカーによる1クラス2分割授業を設定し、中学では、ペアやグループでの言語活動を通して主体性や協同性を育み、英語学習の素地を養成します。さらに高校では、グレード別授業や選択授業を設定して、個々の習熟度に合わせた授業を展開し、総合的な英語力を向上させます。また、中高ともに、英語検定等の資格試験に挑戦する場を設定し、それに対応する力をつける取り組みを展開します。

  • 数学

    基礎力を養うと共に、数学的思考を高めます。

     中学時に高校の学習内容の素地を養成すべく授業を展開し、基礎計算力を養うと共に、数学的思考を高める場を設定します。週末課題などを活用して学習習慣を確立し、自ら学習を進めるための姿勢と基礎学力を養成します。
     高校時にはグレード別授業を展開し、個々の習熟度に合わせた授業を設定して、数学的論理思考を深めます。理数系大学を含む数学を必要とする上級学校において、将来活躍できる力を養成します。

  • 社会

    「知識・確信・思考力」を育成します。

     「社会貢献への道を模索する女性」の育成の基礎となるべき「知識・確信・思考力」を、6年間を通して育成します。知識とは、自らを取り巻く社会に関するもの、確信とは、自らの社会参画によってより良く変容するということ、思考力とは、課題の発見と解決に向けた力です。

  • 理科

    自然科学に関する知識と科学的思考力を養います。

     本校の緑豊かな環境・恵まれた立地条件を活かし、豊かな人間性と幅広い教養を醸成することをめざして、自然科学に関する広い知識と科学的思考力を養います。また、自然界の諸事象に対する疑問を大切にし、自然界のしくみ(原理)を正しく理解するための場を設定します。

  • 音楽

    本物のハーモニーを追究します。

     歌うことに慣れ親しみ、本物のハーモニーを追究する場を設定します。また、日常的にチームワークの大切さ、感動する心を養成します。本校独自のカリキュラムとして「ヴァイオリン」に取り組む場を設定し、器楽合奏の楽しさを通して達成感や一体感を養成します。

  • 美術

    「意識して描く」をテーマとします。

     6年間を通して、「意識して描く」をテーマとし、ある人・ある分野の感性や美しさだけに偏重することなく、表現の質的領域を深める態度を意識し、自ら探究する力を養成します。また、人間社会を形成する文化のひとつとしての役割、自然や社会事象への意識・関連性に気づけるような場を設定します。

  • 宗教

    命の尊さを感得する力を養成します。

     キリスト教の世界観と価値観を通して、物事の背景を読み取る能力(目に見えないものを見る力)を向上させ、自分のことばで表現する力を育成します。また、宗教行事を通して、感謝の心を育成し、実践力を養います。キリスト教的知識の習得から寛容の精神、命の重さと尊さを感得する力を養成します。

  • 保健体育

    社会的態度と集団行動の力を養成します。

     合理的な運動の行い方や体力の高め方などの知識の重要性を認識させ、動きの獲得や技ができる喜びなど、各領域特有の特性や魅力を深く味わうと共に、公正・協力・責任・参画などの社会的態度を育成します。集団における自己の行動や規律を厳守する意識を養成します。

  • 技術家庭

    生活をよりよくする力と態度を養成します。

     技術分野においては、実践的・体験的な学習を通して、生活に必要な情報や産業等についての基礎的な理解と技術を養成します。家庭分野においては、衣食住などに関する実践的・体験的な学習を通して、生活の自立に必要な基礎的・基本的な知識および技術を習得するとともに、将来をよりよくしようとする能力と態度を養成します。

  • 情報

    情報化社会に主体的に対応できる態度を育成します。

     現在の社会生活において情報技術が果たしている役割を理解し、情報化の進展に主体的に対応できる態度を育成します。実習中心の授業を通じて、基本的な情報機器の操作を身につけ、課題や目的に適した情報機器や情報ネットワークなどを活用する方法を習得します。