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2026/03/02

  • 校長先生からのメッセージ

2025年度 高校卒業式「光の子と共に歩みなさい」

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 聖霊のキャンパスに吹き込んでいた北風も、いつしか温かさを帯びた柔らかな風へと変わりました。卒業生の門出を祝福するかのように、春の訪れを感じさせる本日、神言修道会日本管区長のサンティアゴ神父様をはじめ、大勢の来賓をお迎えし、卒業式を執り行うことができますことを、心から喜び、深く感謝申し上げます。

 ご列席の保護者の皆様、お嬢様の高校ご卒業、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。皆様には長い間、この聖霊中学・高等学校の教育に親身になってご支援、ご協力いただき、誠にありがとうございました。改めて厚くお礼を申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます。このキャンパスで過ごした3年間、あるいは6年間という時間が、今、数々の思い出となって、皆さんの心の中でよみがえっていることでしょう。そのひとつひとつが、学校、教員、家族、仲間と、皆さんが繋いだ絆なのです。

 振り返ると、卒業生の皆さんは、中学入学と同時に新型コロナウィルスの流行に直面しました。全国的に入学式が縮小や中止され、聖霊中学でも、公立中学でも、新学期早々から2か月に及ぶ、過去に例を見ない休校となりました。6月になってようやく授業が再開されても、「密集、密接、密閉」の三つの密を避けるため、様々な感染防止対策の中での学校生活でした。クラスの半分しか登校しない時期もありました。黙食が推奨され、お弁当も一人で前に向いて黙って食べましたね。まるでマスクが顔の一部になってしまったように感じた時期でした。

 聖霊中学・高等学校では、この新しい校舎に移転してから、いろいろな式を校長室から各教室にテレビ配信しました。皆さんの高校入学式はこの体育館で実施できましたが、大勢の人が密集しないように、中学と高校の式を午前と午後にわけて実施しました。

 修学旅行や文化祭などの行事も少なくない影響を受けました。普通の学校生活と行事ができるようになったのは去年くらいからでしょうか。皆さんのお陰で陸上競技会も文化祭も、コロナ以前にも劣らぬ、もしかしたらそれ以上とも感じられる盛り上がりを見せました。

 私が何よりも誇りに思うのは、制限の多い日々の中にあっても、皆さんが不自由さに屈することなく、明るい「光の子」として着実に成長してくれたことです。神様からいただいた才能を磨ぎ、力を発揮することによって輝く、ステキな光の子となりました。自己中心的にならず、困っている同級生に寄り添って、助ける手を差し伸べられる、周りを明るく照らす光の子になりました。そして、苦しい時や、困難に負けそうなとき、自分の光が消えそうなときには、自分ひとりで悩むのではなく、他の光の子を頼ることができる光の子となりました。

 皆さんは、聖霊高等学校でたくさんの困難を乗り越え、そして、それよりたくさんの幸福や成功を経験しました。仲間と支えあい、一生の友達を作ることができました。新しい道に進む皆さん、ここで学んだことを教訓にして、これからの長い人生を、他の光の子と共に輝くことができる光の子として歩んでください。

 最後に、先ほど皆さんが声高らかに歌った校歌の歌詞を借りながら、卒業生の皆さんに送る言葉、いや、私の祈りを伝えたいと思います。

 聖き神なる聖霊に守られつつ、皆さんが自らに与えられた「理(みち)」をこれからも極め、神のみ国の花のように、永久(とこしえ)に美しく咲き誇ることができますよう、心より祈り申し上げ、私の式辞といたします。

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