聖霊中学・高等学校
校長先生からのメッセージ
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2016年度 クリスマス聖式

クリスマス聖式  説教       2016.12.21

 

 

 5年前からこのクリスマス聖式の後に、サンタさんが来て、皆さんにクッキーをプレゼントしています。残念ですが、「今年はサンタさんが来られない。」と私が言ったら、皆さんはどうしますか。ガッカリしますか。クッキーがもらえないから、悲しくなりますか。

 

 クリスマスは、キリストの誕生を祝うための日であり、プレゼントをもらう日ではありません。何かを他の人に与える日だと思います。中学1年生は、今年、宗教の課題として「シークレット・サンタ」というサンタさんに1人ひとりがなっています。秘密でこっそりと何かを他の人のためにやってあげているのです。中高生でも自分なりに人を喜ばせるために何かができるのです。

 

 EVE MY青春!の前に毎年、聖霊生は病院や保育園や老人ホームなどにボランティアとして歌を歌いに行きます。この慰問のコンサートによって皆さんは大勢の人々に大きな喜びと希望を与えています。これこそクリスマスの本当の意味です。

 

 2週間前に私は高校の聖歌隊といっしょに名古屋刑務所に行きました。約400人の受刑者の前で聖歌隊は50分ぐらいのコンサートを行いました。若者もいれば、白髪のおじいさんもいました。歌を聴いているうちに、受刑者の顔がだんだん穏やかになったし、感動で泣いた人もいました。

コンサートの後に、刑務官の方にお誉めの言葉をいただきました。刑務官は3040年間も 一生懸命に受刑者を指導していますが、犯罪をやめて、本当に更生できる受刑者はほんの少しだそうです。しかし、聖霊生の今日の歌を聞いて、自分の孫や娘を思い出すことによって、大勢の受刑者が心を改めて、社会にちゃんと復帰できるようになるだろうと言ってくださいました。

 私もそう思います。皆さんは人をよい方向に導く素晴らしい力を持っています。私も皆さんの歌を聞いたら、とても癒されます。そして、とても元気づけられます。歌だけでなく、皆さんの笑顔や輝いている目にも人を喜ばせるすごい力があります。 

 

 この力を皆さんの「タレント」と言います。「タレント」とは芸能人のことではなく、本当は、このような一人ひとりの才能のことなのです。だから、その「タレント」を生かして、クリスマスに人を喜ばせましょう。

 

 最後に、2学期に皆さんは自分の大きな力で文化祭などの行事を見事に成功させました。EVE MY青春!もきっと成功するでしょう。1月の始業式で皆さんの元気な姿をまた見るのを楽しみにしています。

 

 では、よいクリスマスとよいお年を迎えてください。